地盤が悪い場合の問題点は、建物が不均一に沈み、その結果家が傾く恐れがあるということです。上記の地盤改良のケースでは、20mくらいまでぶかぶかだったため、杭を打つのをやめて、家の基礎下に地盤を固めた板を作り、その上に 家を建てた。ということです。
これは、ちょうど布団やクッションの上に、将棋版をおいて水平にしてその上に家を建てたようなものです。建設後、建物はこの板(改良地盤)とともに沈みましたが、水平な状態で全体が均一に10pくらい沈むことをあらかじめ前提にした設計をしたわけです。
杭を打つというのは、ちょうど家が竹馬に乗っているような姿を想像してください。
構造計算によって、この杭の太さや本数を決めます。
ご質問のケースは、ボーリング調査をして構造設計をすることで、4階建設も可能になるかもしれません。
ちなみに、上記S県K市の物件の工事見積もりは、1階の広さが20坪の3階建て鉄骨造の地盤工事で、杭工事にした場合は、300万円くらい、地盤改良は、200万円くらいの工事見積もりが出ていましたが、地域や地盤の状況、工事規模、建物重量、地下水位などによって大きく変わってきますので、工事会社、設計事務所にご相談されることをお勧めします。
通常ボーリング調査をし、構造設計をしなければ正確な工事費は出ないと思います。