鉄筋コンクリートで4階建ての住居件スタジオを建設予定していますが、地盤が100年くらい前が沼地で今でもゆるんでいる状態です。(半年前までは家が建っ
ていましたが道路拡張のため取り壊したところドロドロしていました。)土地の持ち主である祖父は「2階建てまでしか無理だろう!」とのことですが、母は1階に店舗・2階にスタジオ・3階に住居・4階にアパートを、と希望しています。そのようにぬかるんだ土地に4階建ての建物は建つんでしょうか?また、かなり費用としてはかかりますか?


地盤が悪い場合

は、固い地盤まで掘り下げるか、杭を打つということになるでしょう。この固い地盤を指示地盤と呼び、指示地盤がどこまでの深さになるかは、ボーリング調査をおこなうことで判ります。
この支持地盤までの深さが20mもあったというS県K市の物件がありました。そのときは、3階建て住宅程度の規模に対し、杭の長さがあまりに長大で全体工事に占める割合が大きすぎました。
そのため、地盤改良という工法を採択しました。これはゆるゆるの地盤に、セメントのようなもの地盤硬化材を注入して、ある程度の深さ(構造計算によって決定します)までを、固めることをしました。


地盤が悪い場合の問題点

は、建物が不均一に沈み、その結果家が傾く恐れがあるということです。上記の地盤改良のケースでは、20mくらいまでぶかぶかだったため、杭を打つのをやめて、家の基礎下に地盤を固めた板を作り、その上に 家を建てた。ということです。
これは、ちょうど布団やクッションの上に、将棋版をおいて水平にしてその上に家を建てたようなものです。建設後、建物はこの板(改良地盤)とともに沈みましたが、水平な状態で全体が均一に10pくらい沈むことをあらかじめ前提にした設計をしたわけです。
杭を打つというのは、ちょうど家が竹馬に乗っているような姿を想像してください。
構造計算によって、この杭の太さや本数を決めます。
ご質問のケースは、ボーリング調査をして構造設計をすることで、4階建設も可能になるかもしれません。
ちなみに、上記S県K市の物件の工事見積もりは、1階の広さが20坪の3階建て鉄骨造の地盤工事で、杭工事にした場合は、300万円くらい、地盤改良は、200万円くらいの工事見積もりが出ていましたが、地域や地盤の状況、工事規模、建物重量、地下水位などによって大きく変わってきますので、工事会社、設計事務所にご相談されることをお勧めします。
通常ボーリング調査をし、構造設計をしなければ正確な工事費は出ないと思います。
 


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