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@運動不足防止の工夫
犬の場合、鎖でつなぐより、できれば庭の一角を犬のために開放してあげるのが良いと思います。庭が充分にない場合、床を上げて床下のスペースを確保する方法もあります(高さ70cmもあれば大概の犬はねぐらにできるでしょう)。 猫は高いところに上りたがるので壁や梁の一部を猫がのぼりやすい様にしてあげるのも良いですね。天井まで木製の小さな螺旋階段状の遊具でつないであげても良いでしょう。吹き抜けのある場合、梁は猫のお気に入りの場所になるでしょうから、このような縦の動きができるように工夫してあげましょう。収納家具を段々になるように配置してあげても喜びます。
猫は好奇心が旺盛ですから見晴らしの良い大空間よりも、仕切りやちょっとした猫の隠れ家スペース(ちょっと暗くて、落ち着くところ)があるほうを好むようです。ペットの行動を観察して、隠れ家になる空間を作ってあげてください。
Aペットの動線を確保する
リビングのドアなどにはペット用の出入り口(くぐり抜けドア)を作ってあげます。こうすれば、たとえドアが閉まっていても、気ままに行き来します。簡単な方法としてはドアストッパーを利用。ドアが閉まらないように隙間を開けておいてもよいでしょう。反対にペットに入ってきて欲しくない場合、ドアノブはレバーハンドルではなく、握り玉にします。レバーハンドルでは、ペットは飼い主の行動から学習して、器用にドアを開けるようになります。
Bご近所に迷惑をかけない配慮(特に音)
ドアや窓などの開口部の防音をきちんとするかどうかがポイント。防音対策で一番効果の高いものは防音サッシでしょう。吠えくせのある犬でも防音サッシであれば、ご近所に迷惑をかけることもありません。防音サッシは普通のサッシに比べて割り高になりますので、輸入二重サッシなどを使うなど工夫をすることで建築費を押さえることができます。また、手軽にできる方法としては、カーテンを厚手にすることで、多少の遮音、防音効果が望めます。 たてものの防音対策も大切ですが、まずは、やたらと吠えないようにしつけることが大切ということも忘れてはなりません。
C糞尿、毛の処理
最近ではペットのための施設を備えた集合住宅も建ってきています。そのようなたてものでは、ペット専用の洗い場や2重トラップのついたお風呂場などの施設があります。新築の場合、そのような設備を設置することも可能ですが、リフォームや集合住宅では困難です。 リフォームなどでは、簡単にペット用の洗い場を設ける方法としては、庭やベランダにペット専用の温水シャワー付の洗い場を作るのも良いでしょう。 お風呂場に散歩から直接行けるようにドアをつけると、玄関や廊下を泥で汚さなくて良いので便利です。これらは必ずしも必要ということではないので、設計を依頼している建築家に相談し、ペットに合わせて設備を考えてあげてください。
排水溝に毛やごみを取るシート(スーパーや薬局で売られています)を付けたり、古いストッキングで毛が排水溝に流れ込まない工夫そするとよいですね。 トイレはペットにとって落ち着く、静かな環境が好ましいのですが、換気や掃除のしやすさを考慮するとトイレ(人間の)に置くとよいでしょう。その際、ドアにペット用の出入り口をつけてあげてください。
D安全性
まず、玄関入り口に、ペットの逃亡と事故を防止するためにゲートを設置します。玄関ドアを開けたときに、ペットが外に飛び出すのを防ぐことが出来ます。 コンセントは通常より高い位置(ハイポジションコンセントと呼ばれ、腰高くらいから壁の中程の位置に取り付ける)にし、コードカバー(ペットショップやDIYショップで売られています)をかぶせてペットが噛んでコードを傷つけないようにしておきます。コードがぶらぶらと宙に浮いているとペットは遊び道具と思ってしまいますので。 階段には滑り止めのカーペットなどを敷きます。緩やかな勾配で踏み板の幅も広めが理想です。 E家族の一員としてお互いに快適に暮らす知恵
ペットと暮らすには部屋を清潔に保っておきたいものです。そのためにはあらかじめ掃除のしやすい素材を選ぶとよいでしょう。猫は壁などで爪とぎをすることがありますが、壁の下部を木にし、上部を壁紙にする方法も効果的です。伝統的なヨーロッパの家ではこのような壁にすることも多く、見た目も素敵です。もっと簡単な方法としてはビニールクロスを貼ることです。水拭きもできるので掃除も簡単です。コストが安いので汚れたら張り替えればよいと割り切れば、ペットのいたずらにも寛容になれますね。
床はダニやにおいのことを考慮するとフローリングやコルク材、また、リノリュームがおすすめです。フローリングは滑りやすいので、なるべく無垢材にし、つるつるになるワックスの使用は避けるようにしてあげてください。 |