得する建て主・損する建て主  現場の工事関係者に対して


知恵

 


 

■我が家が建つ、途中経過を見学するときのポイント

が家が建っていく過程を見学するときの注意点と見学するポイント。ここを押さえてないとあなたも「ソンシタさん」になってしまうかも。

 

得する建て主、トクダさん

 

損する建て主、ソンシタさん

得する建て主「トクダさん」
見学するときは、事前に建築家に連絡し、急に行ったりしないようにしました。工事の邪魔になるといけませんから。

 

ソンする建て主「ソンシタさん」
手抜き工事が気になるから結構行ってますよ。気になるところは、現場の人に「ここちょっと棚を付けて」と頼んでいます。


point
工事現場の責任者を教えてもらっておく

築現場にはその現場の責任者がいます。事前に、責任者に会っておくと良いでしょう。
 

point 工事の迷惑にならないように見学する

学を希望する場合は事前に日時を建築家か現場監督に連絡するようにします。工事の進行によっては、コンクリート打設日のように朝から一日中現場全体が忙しいこともありますから、現場の都合を聞いて行くようにすると良いでしょう。
工事が休みの日に見学したいという場合も同様です。工事中の現場は危険な箇所も多く、また乾くまで中に入れない、触ってはいけない場所もありますので、決して勝手に見学しないことです。

 

 

point  見学のマナーを守りましょう

業中の見学は作業員の方の迷惑にならないようにするのが鉄則です。そのために、以下のことに気をつけてください。

 ・必ず挨拶をする(現場監督をはじめ、作業員にも)
 ・ヘルメットを着用する
 ・現場監督の指示に従う(立ち入ってもよいところ、悪いところ、触ってはいけないところ)
 ・現場監督の許可を得る(立ち入ってもよいところ、悪いところ、触ってはいけないところ)
 ・危険な場所には立ち入らない
 ・作業中の人の横や後ろを通り抜けるときは「後ろを通ります」などと声をかける(作業に集中している場合人の存在に気づかないため、思わぬ事故につながる)
 ・道具は触らない(電動工具など珍しいものがあっても、触らない)
 ・工具をまたいだり、踏んだりしない
 ・長時間の見学は避ける
 ・小さい子供を連れていった場合、現場には入らせない(道から見学させる。事故予防のため)
 

 

 

point 見学して気がついたことがあった場合

 
学して質問やクレーム、追加で頼みたいことが出てきた場合、必ず施工管理をまかせている建築家に伝えるようにしましょう。

質問などは現場監督でもよいでしょうが、現場の職人さんに追加工事を直接頼んでしまうのは避けましょう。なぜなら施主に直接言われたことであれば、職人さんは一生懸命に作ってくれますが、建築家はそのことを知らないということになり、後日、建築家がそのことに気づいても、あるいは請求書でそのことを知らされても、それが完成してしまっていたら取り消しや変更はできないからです。

ソンシタさんは棚の制作を頼んでいましたが、後日想像していた以上の追加請求がきたそうです。「棚をつけるくらい」とか「ついでみたいなので頼んだ」と気楽に頼んだことも、それをするために外からは見えない壁の下地を変更したり、特別な工事を必要としたりする場合もあります。ソンシタさんの例も、棚をつけるために下地を補強したのでそのような金額になったということです。

工事は図面をもとに進められていますから、図面にないものを追加で作ってほしいときは、まず、建築家にそのことを伝えて、材料や施工方法を検討してもらい、見積もりをとってから作るかどうかを決めるとようにしましょう。

クレームは、現場の職人さんに直接言ったり、たとえ現場監督に言ったとしても職人さんの目の前で言わない方がよいでしょう。

ソンシタさんは「もっとちゃんと塗ってくれ」と左官職人さんに文句を言ったところ、実は仕上げ塗りの前だった、という失敗をしたそうです。知らなかったこととはいえ、言われたほうはいい気はしないでしょう。職人さんは自分なりの段取りやペース、方法を大切にしているものです。家づくりはいろいろな専門家との共同作業ですからこのような失敗をしないためにもクレームは現場をとりまとめている現場監督または施工監理をしている建築家に言うようにしましょう。

 

 

point 近隣への配慮をしているかチェックする

 
事をすると騒音や埃などで近隣の方に多少なりとも迷惑をかけることになります。
とはいえ、音を出さない工事というのは不可能ですから、周囲への気遣いを忘れないように現場監督には伝えておきましょう。例えば、現場前の道路。現場から出た木屑などで汚れたままにしておかないように頼んでおくことです。


 


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