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ローコストにしていく効果の高い工事部分として、仕上げについてお話します。
絶対に仕上げなければならない部分はどこか?
仕上げとはなんでしょうか?
建物を仕上げる場合その部位によって様々に理由があります。
1.見た目の理由 デザインや趣味によってきれいに色や表面の質感をととのえるための仕上げ
2.耐久性を高めるための理由 防水や汚れ腐敗を防ぐために表面を仕上げ
3.居住性を高めるための理由 防風や防音などの居住性を高めるための仕上げ
4.感覚などの理由 触った感じや匂いなど人間の快適性を高めるための仕上げ
などです。
このうちローコストにするために新築時には見合わせて、将来工事する。もしくはリフォームできるようにしておく。思い切って自分で施工する。といったことが可能な部分があります。
その代表的なものが1.の見た目だけの仕上げです。
これは、よく知られた例では外壁をコンクリート打ち放しにしてしまうという方法があります。 ここで裏技。実は一見仕上げていないように思われるコンクリート打ち放しですが、普通、透明な撥水剤といわれるシリコン系の塗装が施してある場合がほとんどです。 これは雨水の浸透を防ぎ、苔・黴などが生えるのを防止するのが目的ですが、、この 撥水効果は2〜3年しかもちません。この撥水剤は1u約2500円かかっており、通常40坪くらいの2階建てでこの塗り替え工事は壁面250uとして、足場代も含めると100万円くらいかかります。 ですから、新築時にローコスト化を図るためにこの塗装工事を省略する、そして、10年後を目安にもっと撥水効果の高いフッ素系塗装を施す、という方が建物のライフサイクルコストを考えるとベターです。 コンクリートの酸性雨による表面の侵食は初期においては塗装でカバーするより、(初期のコンクリートは充分アルカリ性があるため耐酸性があります)コンクリート工事をきっちり管理しておくほうが重要なのです。
これは、あくまで建設コストのやりくりがつかない時のひとつのアイデアです。
次回は、仕上げしなくても良い外壁材料について取り上げます。

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