健康住宅を建てる   5.. 健康住宅を建てるには


裏技

 

 

 

 

 


 

 

 

 


れでは健康的な住宅を建てるにどうしたらよいのか、考えてみましょう。

まずは健康素材などに関しての情報を集めます。雑誌やインターネットを利用する他、メーカーのカタログを請求すれば安全性など詳しい内容を知ることもできます。


アレルギーなどが心配な人はサンプルを取り寄せて、実際ににおいをかいだり、触れたりしてみましょう。

カタログやサンプルは一般の方が請求してもなかなか対応してもらえないというのが現実のようです。その場合は建築家や工事関係者に頼んでみるのもひとつの方法です。
建築Webではそういった声に応えるため協力を得られたメーカーの
カタログ・サンプル取り寄せサービスを行っていますので、ご利用ください。


自然素材などは施工会社が扱いたがらないことがあるようです。
「施工が面倒で手間賃がかかるため、結局割高になりますよ」「自然素材は後で反りやねじれがありますよ、ヒビが入ることがありますよ」と説明を受けた方も多いでしょう。
これまで、自然素材を扱ったことのない施工会社ではその素材に応じた施工方法のノウハウを持っていないため、そのような説明をする場合があります。
自然素材とは素材が天然由来のものであったり、それら自然素材を加工して作られているもので、だからといって全て、施工性が極端に劣るわけではありません。
自然素材による施工は、高度な施工技術を必要とするものですから、どの業者に頼むかが大事になってきます。
これまで自然素材を扱ったことがなくても、施工会社に意欲があるかどうかを判断してもよいでしょう。


自然素材は、天然由来のもので作られており、有害な化学物質などで処理されていないなどの利点があります。
その反面、自然なものだけにその特性も充分に理解する必要があります。
天然木の無垢材は乾燥によって反りやねじれ、割れ、季節によって隙間などが生じることもあります。
木は呼吸しているわけですから湿度などの環境によって状態が変化するのは当然のことなのです。
また、それによって調湿してくれているということを認識していなければ、自然素材を使っても本当にその良さを分かったとは言えません。
但し、反りを防ぐ加工方法は何通りかありますので、建築家や工事関係者に尋ねてみましょう。


自然素材を使用するということは、その材料の入手に関しても自然環境に左右されるということをあらかじめ承知しておく必要があります。
例えば木材なら伐採時期や在庫状況、その素材の生育環境により、たとえ同じ材種でも価格や風合い等に違いがあらわれます。
また、工事に関しても原材料の入手から実際の施工時期まで、木材であれば乾燥時間や加工時間、素材のばらつきをうまく調整する使用方法の検討なども含めて、工期には余裕をもった対応が必要です。


自然素材と言っても、建築全体からみればまだ特別な素材というふうに位置づけられているのが現実です。
ただ、健康志向の高まりから建築家や施工会社の中には、意欲的に取り組んでいるところがあります。
そういう専門家に依頼するとこちらの意向を容易に理解してくれますのですまいづくりがスムーズに運びます。
そういう専門家を捜すには、これまでの作品を見せてもらうとか、直接質問してみて、こちらの疑問に親切に答えてくれるかなどを判断基準にするとよいでしょう。
 

 

 


実際にその建材、自然素材を使うかどうかは必ず建築家や工事関係者に相談して、意見を聞いてからにしてください。建築の専門家は建材などの商品知識が豊富ですから、より良いものを提案してもらえる可能性があります。


施工会社に素材に対する知識が足りない場合、メーカーから施工手順とともに注意すべき点を事前に教えてもらうと良いでしょう。
また、メーカーから業者を紹介してもらえることもありますので、建築家や工事関係者と相談してそういった方法をとるのも手です。
施工会社の中には自然素材を扱うことを嫌うところもあるようです。確かに従来の建材は施工が簡単で便利です。それに慣れていればいつもの建材を使いたいという施工サイドの都合を優先されるのは自然なことともいえます。
ただ、自分にこういう家が建てたいというこだわりがある場合はその点をハッキリと伝えることです。また、設計段階から理解や意欲のある施工会社を選びたいと建築家に伝えておくことも大切です。


実際に依頼する際、自分はどういう家を求めているのか、そのためにどんな素材を使って欲しいのか、なぜその素材にこだわるのかの理由を建築家や工事関係者にキチンと伝えることが大切です。工事が進行してこんなハズじゃなかった、ということがないようにメモにまとめて認識にズレがないようにする工夫も必要です。
住宅建設は建主と建築家、工事関係者とのチームプレーといえます。専門的なことはよく分からないからと建主が全てを安易にまかせてしまう事は関心しません。
ただし、専門家の意見は理由があってのことですから、よく耳を傾けて判断することを忘れないでください。


施工会社は建材の仕入れ先を決めている場合が多いので、自然素材がそこから仕入れられないときは建主がメーカーから直接買って支給する手段があります。
その場合は建築家と相談して、どのくらいの量をいつ搬入するか、支払い方法はどうするのかを確認してもらいましょう。
あるいはメーカーを施工会社に紹介して施工会社経由で仕入れる方法もあります。
いずれにしても、どの方法をとるのがよいのかを建築家、工事関係者とよく相談して決めると良いでしょう。


自然素材は一般に流通している大量製品に比べると価格が多少高い傾向があります(最近では一般に出回っているものと価格の差がない自然素材を使った建材も多くあります)。
また、施工時に特別の配慮が必要であったり、素材のばらつきを調整したりの手間賃もよけいにかかることもあります。
工事の予算には限りがありますから自分なりの優先順位を決めて、建築家に相談すると良いでしょう。
たとえば、子供部屋の内装仕上げ材だけは自然素材にしたいといった具合に。
また、全体の工事費の中から、建築家に調整してもらってください。例えば、自然素材を使う代わりに庭木の数を減らす、というふうにどこを削るかを最終的に決定するのは建主の仕事です。
何もかもと欲張っては収拾がつかなくなります。自分は何が欲しいのかを明確にして、あきらめるものとこだわるものをハッキリと自分自身で認識しましょう。


予算的にどうしても合わない場合は、自分で施工する方法もあります。
といっても全部建てるわけではありません。壁の仕上げの左官材や木の塗装材は素人でも施工できるものがあります。
そういう部分をチャレンジしては、と提案しているのです。そうすることで、施工コストを自分がする分減らすことができます。
とはいえ、これはかなり思い切った方法ですから、建築家と相談のうえ、どんな材料であれば可能かなどを必ず相談してください。
また、どんな建物でもできるというわけではありませんし、実際に行うとなると簡単ではありませんから、それなりの覚悟は必要です。 


自然素材を使うには、その特性を熟知したうえで、それを活かす環境を整えることが大切です。
自然素材を使っているから健康住宅ができるのではなく、その特性が発揮できるような住環境(たとえば、通風換気が充分かなど)が整った建物であるかがポイントになります。
せっかく自然素材を使っても、風通しが悪ければカビが生えてくるのは当然です。
そういう建物に住んでいても快適かどうかは疑問です。自然素材が活躍できる家はプランなどトータルに考えられている家で、だからこそ住む人が快適な家となるのです。


自然素材はメンテナンスの方法もそれに合ったやり方があります。
天然無垢材のフローリングに化学物質からできたワックスを塗るのはナンセンスです。
天然成分からできたワックスやメンテナンス材料がありますから、メーカーなどに問い合わせて、相性のよいものを使うようにしてください。
その際、メンテナンスの方法(掃除の仕方も含めて)を聞くと良いでしょう。
カタログに取り扱い方法が書いてあることも多いので目を通すようにしてください。


仕上げ材料などは余ったものがあれば工事関係者に頼んでとっておいてもらうと良いでしょう。
あとで同じ材種を取り寄せるとなっても、木の場合は伐採時期やとれる土地の状況で色味や風合いが微妙に異なったりしますので、補修の時に使えますし、切れ端でちょっとした棚を作ることもできます。
但し、塗料などは保存期間内に使うようにしてください。



健康素材で具体的にどんなものがあるかは、建材SHOPをご覧ください。



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