|
■実際にその建材、自然素材を使うかどうかは必ず建築家や工事関係者に相談して、意見を聞いてからにしてください。建築の専門家は建材などの商品知識が豊富ですから、より良いものを提案してもらえる可能性があります。
■施工会社に素材に対する知識が足りない場合、メーカーから施工手順とともに注意すべき点を事前に教えてもらうと良いでしょう。
また、メーカーから業者を紹介してもらえることもありますので、建築家や工事関係者と相談してそういった方法をとるのも手です。
施工会社の中には自然素材を扱うことを嫌うところもあるようです。確かに従来の建材は施工が簡単で便利です。それに慣れていればいつもの建材を使いたいという施工サイドの都合を優先されるのは自然なことともいえます。 ただ、自分にこういう家が建てたいというこだわりがある場合はその点をハッキリと伝えることです。また、設計段階から理解や意欲のある施工会社を選びたいと建築家に伝えておくことも大切です。
■実際に依頼する際、自分はどういう家を求めているのか、そのためにどんな素材を使って欲しいのか、なぜその素材にこだわるのかの理由を建築家や工事関係者にキチンと伝えることが大切です。工事が進行してこんなハズじゃなかった、ということがないようにメモにまとめて認識にズレがないようにする工夫も必要です。 住宅建設は建主と建築家、工事関係者とのチームプレーといえます。専門的なことはよく分からないからと建主が全てを安易にまかせてしまう事は関心しません。 ただし、専門家の意見は理由があってのことですから、よく耳を傾けて判断することを忘れないでください。
■施工会社は建材の仕入れ先を決めている場合が多いので、自然素材がそこから仕入れられないときは建主がメーカーから直接買って支給する手段があります。 その場合は建築家と相談して、どのくらいの量をいつ搬入するか、支払い方法はどうするのかを確認してもらいましょう。 あるいはメーカーを施工会社に紹介して施工会社経由で仕入れる方法もあります。 いずれにしても、どの方法をとるのがよいのかを建築家、工事関係者とよく相談して決めると良いでしょう。
■自然素材は一般に流通している大量製品に比べると価格が多少高い傾向があります(最近では一般に出回っているものと価格の差がない自然素材を使った建材も多くあります)。 また、施工時に特別の配慮が必要であったり、素材のばらつきを調整したりの手間賃もよけいにかかることもあります。 工事の予算には限りがありますから自分なりの優先順位を決めて、建築家に相談すると良いでしょう。 たとえば、子供部屋の内装仕上げ材だけは自然素材にしたいといった具合に。 また、全体の工事費の中から、建築家に調整してもらってください。例えば、自然素材を使う代わりに庭木の数を減らす、というふうにどこを削るかを最終的に決定するのは建主の仕事です。 何もかもと欲張っては収拾がつかなくなります。自分は何が欲しいのかを明確にして、あきらめるものとこだわるものをハッキリと自分自身で認識しましょう。
■予算的にどうしても合わない場合は、自分で施工する方法もあります。 といっても全部建てるわけではありません。壁の仕上げの左官材や木の塗装材は素人でも施工できるものがあります。 そういう部分をチャレンジしては、と提案しているのです。そうすることで、施工コストを自分がする分減らすことができます。 とはいえ、これはかなり思い切った方法ですから、建築家と相談のうえ、どんな材料であれば可能かなどを必ず相談してください。 また、どんな建物でもできるというわけではありませんし、実際に行うとなると簡単ではありませんから、それなりの覚悟は必要です。
■自然素材を使うには、その特性を熟知したうえで、それを活かす環境を整えることが大切です。
自然素材を使っているから健康住宅ができるのではなく、その特性が発揮できるような住環境(たとえば、通風換気が充分かなど)が整った建物であるかがポイントになります。 せっかく自然素材を使っても、風通しが悪ければカビが生えてくるのは当然です。 そういう建物に住んでいても快適かどうかは疑問です。自然素材が活躍できる家はプランなどトータルに考えられている家で、だからこそ住む人が快適な家となるのです。
■自然素材はメンテナンスの方法もそれに合ったやり方があります。 天然無垢材のフローリングに化学物質からできたワックスを塗るのはナンセンスです。 天然成分からできたワックスやメンテナンス材料がありますから、メーカーなどに問い合わせて、相性のよいものを使うようにしてください。 その際、メンテナンスの方法(掃除の仕方も含めて)を聞くと良いでしょう。 カタログに取り扱い方法が書いてあることも多いので目を通すようにしてください。
■仕上げ材料などは余ったものがあれば工事関係者に頼んでとっておいてもらうと良いでしょう。 あとで同じ材種を取り寄せるとなっても、木の場合は伐採時期やとれる土地の状況で色味や風合いが微妙に異なったりしますので、補修の時に使えますし、切れ端でちょっとした棚を作ることもできます。 但し、塗料などは保存期間内に使うようにしてください。
健康素材で具体的にどんなものがあるかは、建材SHOPをご覧ください。
|