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2.化学物質過敏症、アレルギー、中毒
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毎日の暮らしの中で、私たちが接する化学物質は7万種類にものぼるといわれています。
私たちが1日に吸う空気の量はおよそ15立方メートル。これは4畳の部屋の容量にも相当するといわれ、空気の善し悪しは健康に大きな影響を与えます。
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空気中の化学物質の影響 |
呼吸器系 感覚器系 免疫系 循環器系 血液 内分泌・外分泌系 生殖・遺伝
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深刻な健康障害を引き起こす原因 |
化学物質が引き起こす疾患 |
中毒 |
アレルギー |
化学物質過敏症 |
千分の1単位 |
ppm(百万分の1)単位 |
ppb(10億分の1)
ppt(1兆分の1)単位 |
有害物質で体に異常・発症 |
化学物質や農薬などによる健康への影響は中毒・アレルギー・化学物質過敏症といった形で症状が現れます。
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中毒 はある一定量の化学物質を被爆すると陥る症状です。
住宅での主な原因は床下のシロアリ駆除剤、木材の防虫処理剤、畳の防虫処理剤の他、室内で使用する防虫スプレーによるものが多いとされています。
住宅での主な中毒の原因 |
木材の防虫処理剤 畳の防虫処理剤 床下のシロアリ駆除剤 防虫スプレー(室内で使用するもの)
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アレルギー とは体内にダニや化学物質などの原因物質アレルゲンに対して身体の抗体が過敏に反応して起きる症状のことを指します。
アレルゲンは個人差があり、日本では3人に1人がアレルギーともいわれています。多くは花粉やカビ、そばなどの天然有機物により症状が出てきます。木材のαピネンという揮発性物質にアレルギー反応を起こす人もいて、天然・自然素材でもアレルギー反応が起きる可能性があります。
ダニのなかでコナヒョウヒダニやヤケヒョウダニはアトピー性皮膚炎のアレルゲンとして知られています。これらを繁殖させないために室内の温度と湿度の調整や換気、掃除など普段の生活の中で対策を講じることが大切です。
アレルゲン、誘因物質 |
天然有機物(そば、花粉、カビなど) 微生物(ダニ) 化学繊維、天然繊維(絹など) 室内塵 化学物質
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化学物質過敏症 は化学物質が原因ですが、1度に多量の有害物質に被爆した場合や、体に蓄積した有害物質がある一定量を超えた場合に発症するといわれ発症後は超微量の化学物質で症状が出る点が特徴です。
日本では10人に1人の割合ともいわれており、いわゆる不定愁訴といわれる症状がでることが多く、シックハウス症候群に近い症状を示します。
化学物質過敏症は免疫系、内分泌系作用の低下により適応能力の衰えた中年層に多くみられます。特に中年の女性は内分泌のバランスが崩れやすいため多くみられる傾向があるようです。
また、ある特定の毒性の強い化学物質を1度に多量被爆して化学物質過敏症になった場合、次第にそれ以外の化学物質に対しても過敏になっていくことがあり、症状も深刻になっていきます。これを多発性化学物質過敏症といいます。
天然・自然素材であっても一度過敏症になった人には反応を示す場合があるため自然素材だから安全とは言い切れません。そういったケースでは建材のサンプルを取り寄せるなどしてチェックすることも自衛手段のひとつです。建築Webの「建材・新製品」で紹介している商品ではメーカーの協力を得てサンプル取り寄せサービスをおこなっているものがありますのでそれをご利用ください。
化学物質過敏症を防ぐには、原因となる化学物質を大量被爆しないように注意することが肝心です。そのためには住宅を新築・リフォームする際、建材や建て方を十分に吟味して自衛するのが賢明といえるでしょう。
空気中にある有害な化学物質 |
ガス状物質 |
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有機粒子状物質 |
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無機粒子 繊維状物質 |
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微生物・細菌 |
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WHOの長期の低濃度暴露に対する目標値 |
VOCの化学的分類 |
含有物質 |
気中濃度 (μg/m3) |
アレカン |
軽油、灯油 |
100 |
芳香族炭化水素 |
塗料、接着剤 |
50 |
テルペン |
テレピン油 |
50 |
ハロカーボン |
発泡剤 |
30 |
エステル |
塗料、接着剤 |
20 |
アルデヒド、ケトン |
塗料 |
20 |
その他 |
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50 |
目標値の総計(TVOC) |
300 |
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