健康住宅を建てる   1.室内空気汚染とシックハウス症候群


裏技


 夢の新築マイホームに入居したとたん、家族が目まいや吐き気、目・鼻・のどの痛みなどの心身の不調を訴えるようになった、リフォーム後に、原因不明の頭痛が続く・・・

従来の自然素材を活かした日本のすまいに変化があらわれてきた頃から、たてものの化学物質による空気汚染が原因とみられる健康被害が報告されるようになりました。
 

シックビル症候群の症状

めまい、吐き気、嘔吐、息が詰まる、ぜん鳴、頭痛、気道感染、疲労感、皮膚の紅斑、
じんましん、湿疹、粘膜の乾燥、目や鼻、のど粘膜の刺激症状、過敏症、呼吸困難

これがシックハウス症候群と呼ばれ、大きな社会問題になっているものです。

シックハウス症候群は化学物質過敏症の一種で、その症状は個人差が大きく、多様で、しかも原因物質の特定が難しいというものです。
今のところ専門に治療を行う医療機関は非常に限られており、診断や治療の方法はまだ確立されていません。推定では全国に百万人以上の患者がいるとみられています。

空気環境は目に見えないだけに、その汚染は知らず知らずのうちに健康をむしばみます。ですから、正しい知識と最新の情報をキャッチし、健康に配慮した我が家を建てたいものです。

高温多湿の日本で高断熱住宅を建てる場合、、防湿に気をつけて壁内結露からのカビの発生が起きないようにする必要があります。
高気密住宅はとかく換気が不十分になりやすく、化学物質による室内汚染やカビ、ダニの異常発生への配慮が欠かせません。
 

 


シックハウス症候群増加の背景

高気密・高断熱

結露

カビの発生

防カビ剤

有害化学物質の発生
室内空気汚染

空調効率を高めた省エネビル

低い調湿性
換気不十分
エアコンの普及
アルミサッシ

 

高度成長

工業化新建材の出現化学物質による処理

合板
ビニールクロス

接着剤・塗料・
可塑剤の多用化

工法の変化

コンクリート布基礎の導入による床下換気・通気性の不十分

シロアリ・
腐朽菌の被害

木材保存剤・
シロアリ駆除剤

コンクリート造の
たてもの

低い調湿性
換気不十分

 

住まいの洋風化

カーペットの普及

ダニの発生

防ダニ剤

カーテンの普及

化学処理

防水剤・防炎剤

輸入建材の増加

長距離輸送
複雑な流通経路

化学物質による処理

防腐剤
防虫剤

工事の効率化
工期の短縮化

建材の均質化
価格競争・経済の合理性

化学物質による処理

難燃加工
防菌加工
速乾加工

生活習慣の変化

ストレスの増大
運動不足
疲労の蓄積

精神的ストレス
肉体的ストレス

 

身体の免疫作用低下

食生活の変化

偏った食事
インスタント食品の普及
美食・飽食 

ビタミン・ミネラル不足

 

 

 


 index    back   next
  

 

 


建てたい人と建築専門家をつなぐサイト。建築Web

Copyright(C) 2000  ANOCC,INC. All rights reserved