現場日誌より  


第7回 設計図書について
 
 

■建築家は設計図書を作成することで、施工者に寸法等を指示します。
普段「設計図」といっていますが、その中身はいくつかの性格の違う図面によって総合的に指示しているのです。
基本計画と工事用の詳細図面では書き方や図面の種類も異なります。




 
 

※図面は物件によっては兼用する場合もあります。
※物件によっては省略する図面もあります。

 項目

図面

内容

図面目録

    図書目録

いわゆる目次。どのような図面があるかの一覧。

建築

    案内図

敷地に関する情報をまとめた図面。主要道路、交通機関、目印になる近隣の建物等を記入。

    配置図

敷地と建物の関係を示す図面。外構、敷地の高低差などを記入。

    面積表

敷地面積、建築面積(建ぺい率)等。

    平面図

建物の間取り、用途(室名)、柱、壁の位置、寸法、構造材、仕上げ厚などなど。

    立面図

外壁、外回りの仕上げ、軒高寸法、各階床高など。

    断面図

高さ関係(軒高、階高、天井高、床高など)を記入。

    仕上げ表

各階、各部屋ごとに作成。床、巾木、腰、壁、天井などの仕上げ材料、仕上げ厚、寸法、塗装、目地巾など。

    伏図

 構造の部材を示す平面図のこと、梁などが明示されます。

    軸組み図

 構造の部材を示す立面図や断面図です。柱と梁が明示されます。

    矩計図

 建物の外壁まわりを縦方向に切断した詳細図、防水方法、窓や扉の取りつけ方法などが表現されます。

    展開図

 各部屋の内壁の見えがかりを示す。仕上げやコンセント、スイッチの位置など

    詳細図

 各部工事上必要となる詳細図

    天井伏せ図

 天井の表面の状態を表現。照明の位置、天井の仕上げ、凹凸など

    建具表

 扉、窓の図面。鍵や兆番、ドアノブ、扉の表面仕上げなど。

    外構図

 建物の外部の工事内容を示す。外部デッキや植栽の位置、敷石など

構造

    構造図

 伏図、軸組み図に加えて構造材料の接続方法やコンクリート内部の配筋を指示。

    計算書

 荷重や地震に建物構造が耐えうることを計算で明らかにした構造の計算書類

電気

    電気設備図

 電気器具の位置、照明、コンセント、スイッチの位置それらの配線方法、幹線の引き込み方法などを明示。

設備

    冷暖房設備図

 空調器具、エアコン、換気扇などの配置とダクトなどの設置場所を明示

仕様書

    仕様書

 電気器具、設備器具などの仕様や仕上げの手法や工事における注意事項など設計図だけでは表現できないものも含む。




 
 

 

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