アンケートにご協力いただきありがとうございました。
    先日建築業のみなさんにアンケート調査をさせていただいたところ、多くの貴重なご意見を頂戴いたしました。
    そのほとんどが「お客が減った」「仕事が減った」というご意見でした。姉歯事件をはじめとする建築業界不審の影響もぬぐえません。
     しかしちょうどこの5年 間くらいは第二次ベビーブーマーの方々の新築や団塊の世代の方々の住み替え、リフォーム需要が潜在的に眠っている時期です。そして、みなさん本当に信頼で きるたてものやさんはどこにいるの?と一番大きな買い物である家についてはそれこそ必死で探していらっしゃいます。
    であるならプロのたてものやさんとし て実績も自信もある方々たちが、もっとそういったお客様候補に向かって分かりやすく具体的にご自分のことを説明できないものなのか、そしてそれが営業につ ながり成約につながるように応援できないかと思いいたりました。

    そこで、2月17日午後6時より千駄ヶ谷区民会館にて「建築Web研究会」を開催します。

 

【質問1】困っていることを教えてください。 :

    取引先からの受注が減った 35% 
    お客さんが減った  49% 
    材料の値段が上昇した 16%
     

その他と答えた方の意見をご紹介します。:

    ・設計監理を請け負った工事物件で、工事中に施工会社が倒産した。

    ・仕事の延期、取りやめ、注文住宅が他社の値引きの大きな建て売り住宅に流れた。

    ・建て控えがあり,仕事の受注に苦労している。

    ・プロジェクトが中断(再開の見込みなし)した。

    ・模型屋ですが、最も先に予算削減されるようで、昨年後半から急に物件が無くなりました。

    ・建築基準法改正により、無意味な資料作成や増築など現実的に不可能なり、建設が不可能な場合になることがり、すべてが、基準法にあわせるほど、法律が万能でなく、又、官僚や行政の責任逃れ、法律にいたっている。現場を知らない人が法律を机上で作ってるので現実的な対処が必要に思われる。

    ・業界全体、仕事が激減したと感じる。2007年までは、良好だった様に思う。2008年〜落ちてきて、秋に地元大手の不動産会社が倒産し、自分も債権者になった。また、そこから依頼のあった2009年プロジェクトも、会議などで詰めていた所だったが、立ち消えになった。

    ・設計事務所ですが、設計完了後の支払がされず非常に困っています。

    ・設計業務料が下がった

    ・客単価が下がった。

    ・週に2,3物件あったマンションのボリュームチェックが全く無くなった。

    ・進行中物件でも、まったがかかるのが増えました。見合わせると言うものです。先行き不透明感からくる不安が理由のようです。

    ・質問と少し外れた話しになるかもしれません。明らかに竹中平蔵氏が言っていたように建築基準法改正が不況を招いたのは間違いのない事実なのに性懲りも無く建築士法の改正までやってしまっている。実際にあった話で大きなプロジェクトが確認申請が長引いたために融資が決まっていたにもかかわらず、アメリカの銀行が破綻したのをきっかけに融資が受けられなくなりプロジェクト自体が無くなったという話も聞きました。このことは、耐震偽装の対策と言う問題からかけ離れた方向に向かってしまっている。意味のない講習会や試験で資金集めをし、天下り先を確保しようとしている。設計事務所はかなり儲けているとでも思っているのか?何度も皆が法改正に反対をし見直すように言っているのに聞いていないのか?「馬の耳に念仏」かと言いたい。今回の法改正を凍結し、耐震偽装に対する防止という元の話しに戻して考えるようにしなければならない。みんなで改正法の廃止、凍結運動を続けていかなければならないと思う。

    ・業界の談合体質。少しずつ変化はしつつあるものの相変わらずその傾向があります。まずは能力の向上に力を注ぐ事を忘れないで欲しいと思います。今、社会では、金・金・金との風潮がありますがもう一度原点に返る必用があると思います。

    ・不況感はなく、むしろ人材不足に困っている。付き合いのある周りの業者さんも、多忙で見積提出が間に合わないケースが多いくらい、皆が忙しくて困っている。

 

【質問2】不況対策の制度は有効でしょうか? :

    有効と思う 29%  
    有効ではない 61% 
    わからない 10% 

 

【質問3】「倒産」とか「廃業」という声を聞きますか:

    よく聞く 51%   
    たまに聞く 46%  
    聞かない 3%

 

【質問4】転業・廃業したいと思っていますか?:

    転業や廃業したくない 68%  
    転業や廃業したい 22% 
    わからない 10%

 

【質問5】転業するとしたら、何に変えようと思っていますか?:

    全く新しい分野の事業に転業 20%
    現在の事業に関連あるジャンルへの転業 20% 
    わからない 60% 
    その他

その他と答えた方の意見 :

    ・新事業との融合を考えています
    ・平行して他のジャンルに進出してみることも必要だと考えるようになりました。
    ・転業したい人はどんどん転業してください
     

 

【質問6】リストラする可能性はありますか?:

    考えている 11% 
    考えていない74%  
    どちらともいえない 15%

 

【質問7】今年、新卒・中途採用を考えていますか?:

    考えている 20% 
    考えていない 71%  
    どちらともいえない 9%
     

【質問8】新しい取り組みを始めましたか?:

    はじめた 46% 
    はじめていない 46% 
    わからない 8%

 

取り組みをはじめた方の事例 :

    ・営業ツールを増やすようにしている

    ・どこにでも機会をつくって顔を出すようにしている

    ・新事業との融合で顧客の幅を広げる予定

    ・確認制度等改正以来、建築デザインの世界ではさらなる制約が出来てしまった。デザイン不自由の時代となった。物づくりデザイナーとして原点に帰ろうと思いクラフトマン宣言をした。ガーデンデザイナーの知識も駆使し、銅板にて植木鉢オブジェを始め、定期的展示会を開催し、商品開発をしている。

    ・HPの新装。4月からは営業資料を持って、アイデアを持ち込もうと思う。仕事無いですか?と言っても無いのは当たり前なので、ビジネスモデルを提案していきたい。

    ・主に住宅設計をしていますが、自ら飛び込み営業をして、成果をあげています。もっと重点的に行いたいと思います。

    ・建築設計の価値をを分かりやすく周知する

    ・意識改革

    ・雑誌への記事広告。

    ・耐震診断・耐震補強設計業務部門の強化

    ・HP、住宅コンペサイト、雑誌掲載等を数年前から地域では唯一やってきた。その為のネームバリューはよそよりはあると思う。

    ・経歴書、作品集など強化、配布、訪問営業強化

    ・ネット上のコンペに参加

    ・個人事業者の中で、意匠、構造、設備設計(積算見積含む)を自社で行えること。

    ・会員制コミュニティの独自運営ほかWebによる集客を強化中

 

    【質問9】御社の強みは何でしょうか?:寄せられたご意見より

    ・丁寧な業務

    ・家族経営で、耐えることができる。

    ・デザイン力と技術力とコミュニケーション力

    ・オリジナリテイー・クライアントの要望に合ったデザイン

    ・デザイン力としぶとさ

    ・本質をついたプレゼンと他社にはないこだわり。

    ・今後は専門の白住宅模型+簡易CGパースを軸に家具やリフォーム、さらには個人の専門家とのコラボレーションなども展開したい。

    ・特にない

    ・日本のトップガーデナーでもある代表者の知識・立場から建築と造園の一貫デザイン設計・管理を行う。

    ・地域と専門家集団のネットワーク。

    ・親切、丁寧な設計監理、個人であるけれども、フットワークの軽さ

    ・個人事務所、SOHOなので、リスクが低い。初めての人との接触が好き。仕事はできるほうだと思う。人脈。図面力。地域の街の活性化に今後もさらに参加していく予定。

    ・実績

    ・30年以上の経過、クレームが無い。

    ・住宅の設計を15年続けてきました。施主希望のプランニングには自信があります。また専用CADによるスピーディーな設計図ができます。

    ・私、社長自らが業務をこなしている事。

    ・建築主との相互理解

    ・細部に渡っての行き届き

    ・工務店ではどうしても施工が優先されますが、弊社は設計事務所なので、ただリフォーム工事を行うのでは無く、しっかりした設計をしたうえで工事に取り掛かることができ家全体を視野に入れたで無駄のない、後悔の無いリフォームを実現できます。また、リフォーム前に当社独自の動的耐震診断により耐震性も検証できるので施主にとって大変プラスとなると思います。

    ・スタッフ。技術 センス 楽しさ

    ・官庁工事の受注力

    ・小回りの良さ。

    ・個人経営であり所員も一人なので経費をある程度抑えることができる。

    ・実績、安定、組織力、代表個性

    ・デザイン

    ・Webで集客できることで、固定費が少なく顧客との信頼感が高い。

    ・戸建住宅に関する知識・経験が豊富で、競争力がある。
     

【質問10】顧客層にメッセージ:寄せられたご意見より

    ・昨今では予測し得ない破産・倒産が起こっています。自己責任とは言いますが、やはりそのリスクは覚悟の上で十分な対策を考えておくべきです。(完成保証制度の利用や工事代金の支払条件など)

    ・今がチャンスとばかりに無茶を言わないようにして

    ・信用はなにより人間を見る目ではないでしょうか?

    ・不況を契機に、生活の原点である住まいを見つめ直してあるべき姿を見出そう。
    ・専門家を有効に使い質の高いリフォーム計画を立ててください。”安く済ませる”より”長く住まえる”ことに重点を置くといいと思います。

    ・巷の情報に惑わされないように

    ・大手の安かろう、悪かろうのハウスメーカーでなく信頼のおける地域の施工業者や専門家(建築家)による「安心・安全」な家の提案をしてくれるところに長く住む「家」を委ねてみてはいかがですか

    ・新築ももちろんですが、社会に多くストックされている建築を大切に守り、活用するのも重要な事だと思います。諦めて捨ててしまわずに、ほんの少し手を入れることで、自分自身は基より、地域全体が動き出すと言う事も有り得ます。設計を通し社会に貢献できる事が、私の仕事でありたいと考えています。

    ・理想の家を建てるには、とても良い時期ではないでしょうか。価格的にも、職人さんの質もなっとくできる建築が施工可能と思います。

    ・これからは単なるデザインや、見てくれに振り回されずに、じっくりと良い家を作ることです。

    ・今が建て時ですよ!

    ・気に入った建築家に依頼してください

    ・まずは相談を行い、自分たちに合った家づくりパートナーを見つけられることと思います。

    ・家を建てるにしろ、リフォームを行うにしろ、まず設計を重視することをお勧めします。特にリフォーム工事は新築工事よりも金額も低く簡単に工事に取り掛かる場合がありますが、工事を行う部分だけではなく影響を受けるかも知れない場所、部屋、またはフローアー全体を視野に入れた設計が大事だと考えます。設計費用の対価以上の大きなメリットがあります。

    ・こういう状況だからこそ、ローコストで使い捨ての家づくりに走らないで欲しい。

    ・新築にせよ、リフォームにせよ大事な財産の構築と維持です。この時こそ家作りのパートナーは慎重に選ばれたほうがいいと思います。人任せではなく、自身が一番真剣になるべきです。細かいことでも相談できる建築家を選ばれることだと思います。

    ・お金さえあるのでしたら、建て時と思います。

    ・不況で仕事量も減っているようなので入札になれば業者の方もかなりシビアな値段を出してくると思われる。但し、品質を落としてくると言う事ではなく。

    ・信用第一

    ・施工店を選ぶ時は継続力のある会社に発注すべき!次期社長が育って居る会社で無いと将来不安である。

    ・家づくりは、将来にわたって家族の生活に大きな影響を与え続けるので、しっかりと比較し、納得の上で進めていただきたいですね。
     

 

 

 

 

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