三つ沢の家

 

 

 

設計: 勝又由紀夫建築設計事務所

 

外観
 ▲外観

 
 ▲デッキ

 
 ▲居間より食堂を見る


 ▲玄関


▲食堂 テーブル/木製(タモ集成材)


▲食堂 椅子/木製(タモ集成材)

この住宅は、市街地より5キロほど北に向かった標高200メートルの高台に位置し、夏には海からの心地よい浜風が吹く土地環境にありました。それを取り入れるため必然的に間取りは各室南に配して、北に風抜け窓を設けました。幸いにも高台に位置していましたので、十分な効果を上げ、快適な空間を作り出す事ができました。(ちなみに、以前住んでいた家に比べ夏季の電気代が1/3で済んだということです)
またこの地方では冬に乾燥した北西風が「富士おろし」となって吹いてきます。これを防ぐため周辺には、建物の北側にヒノキの木を植え防風林とした「屋敷がまえ」の旧家が比較的多くあります。この住宅も同様の手段として、一枚のコンクリート壁を配し防風壁としました。同時にこれがプライバシーの確保にもつながりました。結果的にこの建物は、敷地いっぱいに立ちあげられたコンクリート打放しの外殻によって、ある程度閉じ込められた空間をつくることに成功しました。
諸室が中庭を囲うコートハウス的形式のため、家族団らんの場・プライベートルームなど性格の違う空間に中庭に植えられた1本のモミジが、一年を通してさまざまな形で演出してくれる事を期待しました。

所在地 静岡県富士市
構  造 壁式鉄筋コンクリート造2階建
面  積  敷地 335.91m2(101坪)
1階 99.50m2(30坪)
2階  98.86m2(30坪)
延床  198.36m2(60坪)
用  途 専用住宅
家族構成 夫婦2人+子供2人
完成年 1986年
建築費 他社の施工により省略
備  考 新建築 住宅特集87’3月号掲載

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

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