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限られた空間に仕掛けを随所につくった家
建売住宅が立ち並ぶ風景の中で、楽しそうで柔らかい形で迎えいれられ、景観の一助になってもらいたい。そんな願いを込めてプランをつくりました。間口3間、奥行6間、約25坪の敷地ですが、道路から住まいへのアプローチは大切な課題。東と西の隣家を考慮して、この両側は開口部が殆ど無く、南側は2階の主な家族の部屋である天井高5メートルのボールトの空間で、目いっぱいの開口部をとり、つながった北側の和室は、天井高を極力抑え、横長の窓からの柔らかい光で、この対比の空間が互いの空間をいかすのです。 拭きぬけがある高い天井で、眩しいような明るい居間を見たとき。「これでは少し落ち着かないのでは・・・」(奥さん)とそんな気もしました。が、住むにつれ、「これが住まいというものだ」と心の底から思うようになりました。 暑かった94年の夏はこのバルコニーが休みなしのビアガーデンになりましたが、一番嬉しいことは親戚や主人の友人、息子の友人たちが大勢気楽に訪ねて来ることです。
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