伊豆高原寮(静岡県伊東市)

 
「伊豆大島を眺む高台に建つ自然と調和する別荘」
RPI8780

 

設計: 南條設計室

 

 





 

劣悪な都市環境とはうらはらに、都会を離れると日本の豊かな自然環境が私たちに恵みを与えてくれる。都会の喧騒から逃れ、こうした大自然に身をあずけたとき、忘れかけていた文化や伝統にねざした、日本人としての本来の空間情緒が求められる。太平洋に面した高台に建つこの別荘では、我が国の在来工法による木造建築が採用されたが、あくまでも生活様式は洋風である。木造の持ち味を活かしつつも、個室群の独立性や、現代の生活感に見合った機能性が十分追求された。開口部はこの家の重大なテーマであった。大きなガラス引き戸が、各部屋に美しい海への眺望を与えると同時に、大きな木製雨戸は未利用時のより堅固な守りとなる。通風のための網戸とガラス戸、雨戸の全てが壁に引き込まれ、室内は完全に外部に解放される。これら建具のデザインと屋根及び庇とによって作りだされるリズムが、自然環境となじんだ日本的な何かを表現している


 

 

 

 

 

 

 

 

 




1988 
静岡県 伊東市
構造・規模/ 木造

平屋建 一部 地上2階建
延床面積/約153u 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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