パラダイス・ガーデン

 

 

 

設計: 神谷武夫設計事務所

 


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「囲われた庭」 から広間を見返した夕景。 噴泉の静かな水音が中庭にこだまする

 
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外観の全景。 すりガラスの塀の上に、金色のタイルが貼られた広間のドーム屋根が見える

 



 

 
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広間のドーム天井にトップライトの光が落ちている。 障子を引き込むと中庭と一体化する
 


 
白く仕上げられた広間とは対照的に、奥の寝室は海の底のように青い色を主調としている

 楽園としてのイスラム庭園を研究して、本を出版したばかりの時に設計したので、ずいぶんとイスラム風の建物になった。 別荘なので非日常的な空間が望まれ、ドーム屋根の広間にはトップライトから光が落ち、広間に連続する中庭には噴水の音がこだまする。

小規模な不動産会社の経営者の別荘である。 敷地面積は広いが、ほとんど半分が崖であり、建物を建てられる平地は少なかった。 崖下の平らな部分も崖地条例が適用されるので、建物はコンクリート造とする必要があった。
平面計画は幾何学的である。 5m角の正方形を 3つ並べて東側の正方形を玄関と台所、浴室とし、中央の正方形を広間、西側の正方形を寝室と納戸にしている。 広間には半球状のドーム屋根をかけてシンボリックな空間とし、頂部に円形のトップライトをもうけた。

この中央の正方形を北側に 2mバックさせて、その南側を半円形のベンチと植栽、それにすりガラスの塀で囲まれたパティオ (中庭) とした。 パティオの中央には白大理石の水盤から噴泉が水音を立て、イスラム庭園のような静謐な空間をつくっている。 ガラス戸と障子を壁の中に引き込むと、広間とパティオは一体化する。
広間は白い空間として、カーペットもソファも白いものを選び、これとは対照的に奥の寝室を、海の底のような青い空間とした。 ドーム屋根には金色のモザイク・タイルを貼っている。

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 plan

平面図


 

 

 

 



立面図

 

 

 

 


 所在地: 千葉県木更津市
 設計期間:
 1988年 12月〜1989年 6月
 構造: 須賀設計事務所
 設備:三共設備設計事務所 /
 電気: 山崎設備設計事務所
 工事期間:
 1989 年 8月〜1990年 7月
 施工: 泉建設 /
 鉄筋コンクリート造平屋建
 敷地面積: 3500u
 床面積: 74u
 1991年 GID コンペ入賞
 写真: 斎部功
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

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