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クロイスター
(小川邸)
設計: 神谷武夫設計事務所

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 ▲三方を回廊で囲まれた中庭の中央に大理石の水盤があり、噴泉が静かな水音を立てる
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 ▲隣地側の外観。
将来の増築のために、建物は敷地の奥半分に建てられた |

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 ▲居間の暖炉のコーナー。
アーチ状の梁がロマネスクの修道院のような雰囲気を出している |

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 ▲食堂と、その奥のオープン・キッチン。 吹き抜けを通して
2階の様子が伝わる
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中世ヨーロッパのロマネスクの修道院に深く魅せられていた。 とりわけ、回廊で囲まれた中庭 (クロイスター)
の魅力を設計に採りいれたいという思いが、広い敷地のこの住宅で初めて実現した。 すべての部屋はこの中庭に面し、お互いに視線と声を交わすことができる。
中庭のデザインには、モロッコ風のイスラム庭園の性格も加味されている。
【 日経アーキテクチュア ・ 記事より 】
建主が、さんさんと南の光が注ぐような家を好まず、穏やかで均質な光を要求したこと、また夫人が、台所仕事などの家事が孤立することなく、絶えず子供たちと接していられるようなプランを希望したことで、今回のクロイスター
(=修道院の回廊中庭) は実現した。 名古屋市名東区の高台に位置する敷地は、間口 10m、奥行き 38mと、南北に細長い。
そのため住宅平面としては南北の諸室を西の棟がつなぐコの字形に収められている。
東の隣地境界には、すりガラスのスクリーンをバックに列柱を置くことで中庭を回廊が囲んだかのごとく装った。 台所は、中庭を眺めながらの炊事が行えるレイアウトとされている。 北ウィングの子供室の様子をうかがうこともでき、食堂の吹き抜けを介して
2階の雰囲気も伝わってくる。 家の “核”
とも言うべき位置を家事空間が占めるプランは、「建主は会社経営者だが、来客重視ではなく家族の生活を第一に考えていた」 (神谷氏)
ことから生み出された。 また、子育てを重視する建主の 「初めから個室を与えるようなことはしたくない。 育っていく過程で自分たちの領域を作るべきだ」
との考えから、3人の子供は 1室での生活からスタートし、成長に伴って余剰のスペースを奪い取るか、あるいは増築部分への独立を選ぶことになる。
将来は建主の母親が同居する予定もあり、北の道路側には増築のためのスペースが十分に取られている。
作品についてもっと詳しく知りたい方はホームページをご覧ください。
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